こんにちは。旦那さんに2回も不倫されてなお再構築を選んだシアンです。
今回は、
- 不倫の慰謝料請求の流れ
- 請求するための方法
- 不倫発覚~慰謝料請求までの主な流れ
について詳しくご説明していきます。
配偶者の不倫が疑わしい方や、慰謝料請求をしようとお考えの方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
慰謝料請求の方法や手順に関してはこちらをどうぞ。
慰謝料請求をするかどうか決めよう
配偶者の不倫が発覚したら、その後どうするのか色々と考えなくてはいけませんよね。
その際に、慰謝料を請求するのかどうかも考えましょう。
請求するかどうかの結論を先延ばしにしてもOKですが、時効には気を付けて下さいね。
不貞行為があり、不倫相手を知った時点から3年経過すると時効になり、慰謝料請求ができなくなりますので十分に気を付けましょう。
詳しくはこちら
慰謝料請求するために必要なこと
慰謝料請求をすると決めたのなら、請求するための条件が揃っているかを確認して下さい。
慰謝料請求が出来る条件をチェック!
不倫による慰謝料を請求できる権利が発生するのは、以下の条件をすべて満たしている場合です。
- 不貞行為(肉体関係)があった
- 婚姻関係が破綻していない
- 既婚者であることを知っていた(もしくは知りうる状況にあった)
「不倫の慰謝料」とは、法的には肉体関係があったかどうかが一番の重要ポイントです。
肉体関係がなく、ただデートをしているだけの関係だった場合は、慰謝料請求権が発生しません。
記事でもご説明していますので、詳しく知りたい方はどうぞ。
CHECK!
不倫の証拠を確保しよう!
次に、不倫があった証拠を集めましょう。
上述したように、法的には肉体関係があったかどうかが最重要項目です。
- ラブホを出入りする写真・動画
- 実際に行為に及んでいる写真・動画
などの「決定的な証拠」を確保する必要があります。
この証拠をしっかり押さえておかないと、あなたが泣き寝入りになってしまう可能性がありますよ。
実際に私も不倫されましたが、証拠がない状態で接触したことがあり、その時は泣き寝入りする事態になってしまいました。
証拠の必要性
具体的になぜ証拠が必要なのかと言うと、
- 話し合いに応じさせるため
- 相手に不倫の事実を認めさせるため
- 不倫していた2人を別れさせるため
- 慰謝料請求をするため
- 離婚を要求するため
- 離婚を回避するため
などが挙げられます。
証拠さえあれば、慰謝料請求はできるし、あなたが離婚したい場合はあなたの有利になるような離婚が可能です。
その他にも、思いがけない配偶者からの離婚要求を拒否することができます。
ですので、不倫相手や配偶者と闘うためにも、自分自身を守るためにも「決定的な証拠」が必要になるんです。
もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にして下さい。
CHECK!
不倫相手を特定する
実は、不倫相手を特定することも必要なんですよ。
慰謝料請求などの、社会的制裁を徹底的にやりたい人にとっては特に必須項目です。
不倫相手の特定とは?
不倫相手の名前と住所をはっきりさせること
きっちり慰謝料を回収したい方にとっては、「不倫相手の名前」「住所」は絶対に必要になります。
住所と名前を特定できていれば、強制執行も可能ですからね。色々と手続きはありますけど。
また不倫相手を特定することで、相手に逃げられても対処できる場合があるので、泣き寝入りにならないためにも必要なことです。
詳しくは以下の記事でもご説明していますので、ぜひチェックして下さい。
CHECK!
慰謝料請求の方法
慰謝料請求をするための方法は、
- 示談交渉か裁判
- 弁護士に依頼するか自分でやるか
になります。
「示談/裁判」と「弁護士/自分」は好きな組み合わせでも大丈夫ですよ。
- 弁護士に依頼して示談交渉する
- 自分一人で示談交渉する
- 弁護士に依頼して裁判
- 自分一人で裁判
全部で4パターンありますね。
ただ、最後の「自分一人で裁判」というのは現実的に無理でしょう。
法律的な知識が必要になるので、余程あなたに法的知識がないと裁判に負けてしまうかも知れません。
自分で慰謝料請求することを伝える方法
では、次に自分で慰謝料請求することを伝える場合について詳しく説明します。
自分で不倫相手に慰謝料請求する旨を伝える方法としては、
- 直接会って言う
- 電話で言う
- 内容証明を送って告げる
の3つの方法があります。
口頭で言う場合
直接会って言ってもOKですし、電話でその旨を伝えても良いでしょう。
とにかく、
ということ告げましょう。
言うタイミングは、
- 話し合いの場に不倫相手を引きずり出せた時
- 話し合いをするアポイントを取った時
の、いずれかのタイミングで伝えて下さい。
金額や支払い方法などの細かい内容については、お互いに話し合って決めなくてはなりません。
つまり、慰謝料請求をするということは、「不倫相手との話し合い」は避けては通れないということです。
内容証明を送る
慰謝料請求を伝える方法として、内容証明郵便を利用する方法があります。
内容証明郵便とは?
「誰が・誰に・いつ・どんな手紙をだしたのか」を郵便局が証明してくれる手紙のこと
実はこの内容証明郵便は、単なる「手紙」にしか過ぎないんですよ。
なので内容証明が届いたからといって、それが公的な法的拘束力のあるような書類というわけではないんです。
ですが、心理的プレッシャーはなかなかのもので、
「今まで支払いをしてこなかった人が、内容証明郵便が届いたらビビってすぐに支払ってくれた」
というような事例もあるほどです。
なので、この内容証明郵便を使って、
- 不倫の事実があった
- だからあなたに慰謝料請求する
- 支払い方法や期日については応相談
(もしくはあなたが指定)
ということを伝えましょう。
内容証明郵便に関してあまり知らない方だったり、誠実な心が残っている方でしたら、すぐに何らかのアクションを起こしてくれます。
ですが、この内容証明郵便は自分で作成することも可能で、自分で作成した場合は数百円程度で作成できます。
少ない金額で、不倫相手に心理的なプレッシャーを与えることが出来るので、かなりおすすめです!
ただし、内容証明郵便が単なる手紙に過ぎないことを知っていたり、不誠実極まりない人が不倫相手だった場合、何のアクションも起こさない場合もあります。
詳しくはこちら
慰謝料請求の流れ
不倫が発覚してから慰謝料請求までの大きな流れは、だいたい以下のような感じです。
- 証拠を集める
- 慰謝料の金額を決める
→法外な金額を請求しない方が短期間で解決しやすい - 慰謝料の請求方法を決める
- 示談書(和解書・念書)の準備、作成
→可能なら公正証書にする
自分一人で慰謝料請求する場合でも、弁護士に依頼する場合でも、だいたい同様の流れ・項目ですよ。
話し合い(交渉)の流れ
話し合い、いわゆる示談交渉で解決を図りたい場合の主な流れとしては、
- 慰謝料請求することを伝える
- 不倫相手との話し合い
- 合意が得られれば示談書の作成
- それぞれ署名、捺印
- 期日までに慰謝料の支払いを確認する
だいたい上記のような流れになります。
口頭や書面などで慰謝料請求することを伝えて、不倫相手と話し合いの場を設けます。
慰謝料の金額や支払い方法、その他の約束事などを交わさないといけませんからね。
その話し合いで、お互いが納得した場合は、示談書などの書面を用意して署名、捺印をしましょう。
裁判の流れ
実際のところ、不倫が発覚して、いきなり裁判になるケースはほとんどないです。
上述したような、初めは示談交渉で話を進めていったけれども、お互いの合意が得られず、交渉決裂してしまった場合に裁判になるケースがほとんどです。
流れとしては以下のような感じです。
- 裁判所に訴状を提出
- 不倫相手からの反論を聞く
- あなたからの反論を聞く
- ここで和解案が出ることもある
→この和解案に両者が合意すれば和解成立。 - 和解ができなかった場合は尋問
- 判決
このような流れで裁判が進んでいきます。
上記にあるように、裁判所が双方の話を聞いた後、多くの場合で「和解案」を出してくるでしょう。
この和解案に双方が納得して合意すれば和解が成立し、裁判が途中で終わる形になります。
このような場合は、裁判所が和解調書という法的効力を持った書面を作成してくれますので、それにサイン等して終了です。
和解が成立しなかった場合は、判決(=最後)までいきます
判決が出る前に両者に尋問があり、裁判所で弁護士や裁判官からの質問に答えていく形です。
また、この尋問は公開法定で行われるので、一般の傍聴人もいますよ。
不倫発覚後の流れを押さえておこう!
では、最後にこの記事の内容をまとめます。
まずは慰謝料請求ができる条件を要チェック!
- 不貞行為の事実があった
- 婚姻関係が破綻していない
- 既婚者だと知っていた(もしくは知りうる状況だった)
慰謝料請求するために必要なこと!
- 不倫の証拠を確保
- 不倫相手の特定
慰謝料請求の方法は4パターン
- 自分で示談交渉
- 弁護士に依頼して示談交渉
- 弁護士に依頼して裁判
- 自分で裁判(可能だが現実的でない)
慰謝料請求の主な流れ!
- 証拠を集める
- 慰謝料の金額を決める
- 慰謝料の請求方法を決める
- 書面の作成
慰謝料請求の手順についてはこちらの記事を参考にして下さい。
要チェック!
証拠集めは探偵に依頼するのが確実!
証拠集めをご自身で行う場合、
- バレると証拠集めが困難になる
- 集めたものが「証拠」として使えないかも知れない
などのリスクがあることを十分に理解して行うようにして下さいね。
不倫していることを疑っていることがバレると、相手も警戒してなかなか尻尾を掴ませてもらえなくなってしまいますし、
また、あなたの集めた証拠が、実は「証拠」として扱えないというケースもあります。
- 配偶者や不倫相手にしっかり制裁をしたい
- 絶対に慰謝料を回収したい
- 絶対泣き寝入りにはなりたくない
このように思ってる方は、ぜひ探偵に依頼することを検討してみて下さい。
しっかりした探偵事務所であれば、裁判で通用する証拠をまとめてくれますし、必要であれば弁護士の紹介もしてもらえますよ。
CHECK!
最終的にあなたが泣くことのないように、しっかり不倫発覚後の流れを理解しておいて下さいね!
この記事があなたのお役に立ちますように。