復讐・制裁

不倫を会社にバラすメリット・デメリット

今回は、不倫の事実を会社にばらすメリットとデメリットについて詳しくご説明します。

愛する夫(妻)に裏切られたら、

「不倫されてしまった…」
「許せない」
「絶対に仕返ししてやる!」
「痛い目に遭ってほしい!」

こんな風に思ってしまいますよね。

「できることなら仕返しがしたい」
「社会的な制裁を受けてほしい」
「周りから白い目で見られたらいいのに…」

そう言った思いから、会社にバラしてやろうと考える方は多くいらっしゃるでしょう。

ですが、少し待って下さい。

実は会社にバラすという行為は、かなりリスクを伴っているんですよ。

シアン
リスクを十分に理解した上で、「自分ならどうしたいか?」を考えてから行動するようにして下さいね。

 

不倫の事実を会社にバラしたらどうなる?

不倫の制裁と言うと、真っ先に思い浮かぶのは「慰謝料請求」だと思いますが、その次に「会社にバラしてやりたい」という気持ちにもなりますよね。

では、実際に会社にバラすとどうなるのでしょうか。

先に結論を言うと、『会社がしっかりしているところ』という条件がありますが、会社側が従業員である不倫相手に何らかの処分をすることになります。

ただし、不倫関係にあったことが事実であったとしても、バラし方次第では、あなたが名誉毀損で訴えられることもあり得ます。

「諸刃の剣」といった感じですので、行動を起こそうとお考えの方は慎重に行うようにして下さいね。

会社にバラすメリット

まずは、不倫の事実を会社にばらした時に得られるメリットのご紹介です。

  • 降格、減給、左遷の対象
  • 退職せざるを得ない場合もあり

などが挙げられます。

会社からの処分

基本的には、降格や減給、左遷が主な処分となります。

しっかりしたホワイトな会社なら、不倫の事実が判明すれば何かしらの処分を下してくれます。

特に、不倫相手が大手企業に勤めているような方の場合は、バラすのは効果絶大ですよ!

余談ですが・・・

私が以前働いていた会社では、不倫は降格・減給の対象になり、社内研修が行われる程でした(笑)

「退職」に関しては企業側が強制するものではありませんので、そこまで期待するのはやめましょう。

減給や降格、左遷などによって環境に変化が生じ、その異動先の環境や変化した待遇に耐えられなくなって、不倫相手が自発的に辞めていく…という可能性の話です。

シアン
退職は処分による「副産物」的な扱いですね。

その他期待できる効果

減給、降格、左遷以外で、周囲の人に知られることによって得られるであろう効果は、

  • 白い目で見られる
  • 周囲から孤立する
  • 噂がひとり歩き
  • 会社に居づらい

→その結果、耐えられなくなって退職せざるを得ないことも…

というようなことが考えられます。

どこから漏れるか分かりませんが、万が一、不倫相手の職場の人に、不倫の事実が知れ渡ってしまったら、

上記のような効果が期待できるでしょう。

「不倫=悪」と思ってる方は一定数存在しますからね。

シアン
ここまで行けば、あなたにとっての「復讐」は達成できたようなものではないでしょうか。

ただし、この「会社にバラす」という行為は、名誉毀損罪に触れる恐れがありますので、要注意です!

特に上述したような「(出どころは不明だけど)職場の人に知れ渡った」というのが危険ポイントです。

会社にバラすデメリット

では、不倫の事実を会社にバラすデメリット、リスクについてご説明します。

  • 取り合ってくれない会社も
  • プライバシーの侵害
  • 名誉毀損に抵触する恐れ
  • 相手からの仕返し etc...

前述した降格や減給などの対応をするのは「ホワイトな優良会社」がすることです。

全ての会社がこのような対応を取ってくれるわけではありませんので、過度の期待は禁物です。

「恋愛は個人の自由だから」
「痴情のもつれを会社にまで持ち込むな

というように、全く取り合ってくれない会社も当然あります。

不倫の事実をバラしたからと言って、何かしらの処分があったり、話を聞いてくれたりということが必ずしもあるとは限りません。

特に、

  • ブラック企業
  • 零細企業
  • 個人が運営している仕事、会社

などは、我関せずなことが多い傾向にありますね。

このような我関せずな会社に不倫相手が勤めていた場合、会社にバラしたとしても、制裁や復讐にならない可能性が非常に高いです。

シアン
つまり、不倫をバラす行為そのものが無駄になるということですね。

そして中には、

不倫相手
よくも会社にバラしやがって…!

と、あなたに仕返しをしてくる不倫相手もいるかも知れません。

男女間のトラブルにより、翌日のニュースで取り上げられるような事件が起こらないとも限りません。

なので、制裁のし過ぎには十分に注意してくださいね。

こちらの記事も要チェック

制裁のしすぎは危険!何もない人が一番厄介

法律に抵触する可能性…

さらに、デメリットはこれだけじゃなく、プライバシーの侵害名誉毀損などの法律に抵触する恐れも出てきます。

そのことについて、逆に不倫相手に訴えられたりなんかしたら、あなたが慰謝料を払わなくてはならない立場になってしまうんです。

そうなってしまうと、精神的な屈辱は晴らせるかも知れませんが、かなりの痛手を負うことになります。

「バラす」という行為は、大変リスキーな行為なので注意が必要なんです!

 

名誉毀損罪について

不倫問題における名誉毀損について、簡単に分かりやすく要点をまとめます。

名誉毀損に当たる条件は、

  • 不特定多数の人が認識できる状態
  • その人の社会的評価を落とす内容
  • 内容の真偽は問わない

この3つが揃うと名誉毀損罪が成立します。

たとえば、

  • 駅前でスピーカーを使って人の名誉を傷つける内容を公表
  • 近所の人にその人を中傷するビラをばら撒いたりする行為

などがこれに当たります。

そして、その吹聴している内容が嘘だろうが真実だろうが関係ありません。

シアン
要するに、人の名誉を傷つける内容を多くの人に伝えてはいけないということです。

会社にバラすのは名誉毀損に当たるのか?

では、会社にバラすのは名誉毀損に当たるのかどうか、という点ですが、

「名誉毀損になる場合もあります」

というのが答えです。

たとえ、不倫相手の上司1人だけに不倫の事実を暴露したとしても、

上司から他の人へ、その他の人からまた他の人へ…と伝搬していく可能性が0ではないため、

「多くの人が認識状態」を満たすことになるので、名誉毀損に抵触してしまうんです。

ただし、名誉毀損は親告罪

会社にバラすという行為は名誉毀損に触れる恐れがあるので注意が必要ですが、

「会社にバラすと絶対に名誉毀損になる」とも言えないんですよ。

名誉毀損は親告罪なので、被害者(この場合だと不倫相手)の申し出、訴えがなければ慰謝料の支払いなどの罰則はあなたにはありません。

ですので、

不倫相手
これは当然の報いだわ…

と、会社にバレていることを受け入れてるような場合は、名誉毀損を心配する必要はないでしょう。

もっと名誉毀損について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にして下さい。

【要注意】会社や家族に不倫の事実をバラす時には名誉毀損に気をつけて!

万が一、名誉毀損で訴えられた場合の罰則

もしも会社に不倫の事実をバラし、そのことで不倫相手から名誉毀損であなたが訴えられた場合、

あなたが受ける被害としては、

慰謝料10〜50万円
(名誉毀損の慰謝料の相場)

が考えられます。

刑事罰になると罰金か懲役刑になりますが、不倫の会社バレによる名誉毀損では、刑事事件になることはほとんどありません。

多くの場合で民事事件として扱うことになります。
(→民事は慰謝料の支払いで解決します)

そして不倫による慰謝料の相場は、50〜300万円と言われていますので、

万が一、名誉毀損で不倫相手から訴えられた場合、あなたが手にする慰謝料が減額される可能性が極めて高いです。

シアン
このように、会社にバラすのはかなりリスクが高い行為ですので、あまりおすすめしません。

 

どうしても会社にばらしたいなら

会社に不倫の事実をバラすのは、あなたの精神的屈辱は晴らせますよね。

前述のメリットで挙げたように、会社からの処分も期待できますしね。

ですが、前述したように法律に抵触する恐れもあるためかなりのリスクが伴います。

ですが、

「慰謝料だけじゃなまぬるい」
「こっちは夫婦関係が壊れたんだ」
「同じような痛い目に遭ってもらわないと気がすまない」

などと、どうしても「不倫の事実をばらしてやりたい」とお考えの方もいるでしょう。

そんなあなたは、挨拶がてら上司・上層部の一部の人間にのみ不倫の事実を打ち明けるようにするのが最良かと思われます。

※ただし、当ブログは一切の責任を負いかねますので、全て自己責任にてお願い致します。

なので、ごく限られた人にだけ打ち明けるというのがポイントです。

不倫を上司などにばらす方法

「挨拶がてら不倫の事実をばらす」とは具体的にはどのような挨拶の仕方なのか、バラす方法についてご説明します。

簡潔に言うと、

「おたくの会社で働いてる○○さんがうちの夫(妻)と不倫関係にあった。裁判になるかも知れないから、もしかしたらおたくの会社に迷惑をかけることになるかも知れない。そのことは理解しておいてね」

というような内容を、大人の言葉を使って、丁寧に分かりやすく落ち着いてお話しすれば良いと思います。

ポイントは、

  • あなたの会社の○○さんは不倫していた
  • 裁判になるかも知れない
  • 業務に支障がでるかも知れない
  • ご了承願います

という内容を伝えることです。

慰謝料請求をする上で、場合によっては裁判になることもありますからね。

そうなったら相手に出廷してもらわないといけないので、そうなると業務に支障が出るかも知れません。

相手の会社に迷惑をかけることに繋がりますよね。

『その挨拶をしておきたかった』という体で不倫の事実をばらすのが、一番スマートな方法と言えるでしょう。

社内倫理を問い合わせるのも有効

また、不倫相手の勤め先が、ホワイトで社内倫理もしっかりしてるような会社だった場合、

「おたくの従業員がうちの者と不倫しているんだけど、社内倫理はどうなってんの?」

という内容のことを聞いてみましょう。

最初の時点では、誰が不倫していたか、ということは伏せておくことがポイントです。

「誰の不倫なのか」の明言を避けることによって、名誉毀損を避ける狙いがあります。

そして、しっかりした会社であれば、

「詳しいお話をお聞かせ願えませんか」
「差し支えなければ、誰の行為なのか、お教え願えませんか」

などと、向こうから話を聞いてくれます。

これは社内倫理がしっかりしている会社にしか通用しないので、ごく限られた人にしか使えない方法ですが、名誉毀損は避けれますし、一番有効な方法ではないでしょうか。

「個人の恋愛に当社は関与しない」

というような返答があった場合は、会社にバラすのは諦めたほうがあなたのためですね。

社内倫理の問い合わせに関しては、不倫相手の会社がしっかりしている会社だと既に分かっている人のみ使いましょう。

リスクがあることを理解しておいて!

「挨拶ついでにばらす」
「社内倫理について質問ついでにバラす」

というのが、ある程度自分の身を守りつつ、不倫相手の会社にばらせる方法になりますが、

それでもリスクがかなりあることは理解しておきましょう。

挨拶ついでにばらしちゃう行為も、上述したように、上司から他の人へ…と噂が広まっていく可能性が否定できない限り、

名誉毀損に触れる恐れがあります。

刑事事件になることは非常にまれですが、あなたが訴えられると、ゲットできる慰謝料の総額が減ってしまう場合があるので、どうしてもバラしたいなら、リスクを十分に理解した上で行うようにして下さい。

当サイトの情報を用いて被る損害など、一切責任致しかねます。自己責任でお願い致します。

 

不倫した2人に制裁するなら

では、この記事の内容をまとめます。

不倫を会社にばらすメリット

  • 給料、減給、左遷
  • 結果的に退職
  • 周囲からの孤立 etc...
不倫を会社にばらすデメリット

  • 法律に抵触する恐れ
  • 取り合ってくれない会社もある
  • 不倫相手からの仕返し etc...

不倫の事実を会社にばらすメリット・デメリットは理解してもらえたでしょうか。

心に受けた傷のことを考えると、会社に不倫のことをばらしてしまいたくなる気持ちは痛いほど分かります。

シアン
私も実際に不倫されましたからね。。。

ですが、これまで説明してきたように、会社に不倫の事実をばらす行為はかなりのリスクを伴います。

リスクを承知の上で、どうしても不倫相手の会社にばらしたいというなら、

「挨拶がてらばらしてしまう」
「社内倫理について質問するついでに暴露」

というのが中でも最良の方法ではないでしょうか。

ですが、この行為が不法行為でないとは言い切れません。

実際にばらす場合は全て自己責任で行うようにして下さいね。

あなたのご武運をお祈りしています。

 

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