「盗聴器を設置することは犯罪?」「盗聴することは罪にならないの?」などの、盗聴に関する疑問を解説します。
こんにちは。旦那さんに浮気(不倫)を2回されてなお再構築中のシアンです。
浮気調査をするために、家や車に盗聴器を設置する場合がありますよね。
「盗聴して大丈夫?」「罪に問われない?」と不安に感じると、なかなか一歩踏み出せなかったりしますよね。
そこで今回は盗聴にまつわるアレコレについてお話します。
これから浮気調査等で盗聴する予定がある方は、以下で説明する内容を覚えておいて下さいね。
『盗聴』は犯罪になるのか?
結論から先に言うと、盗聴すること自体は犯罪にはなりません。
安心して下さい。罪には問われませんよ。
現段階での法律では、盗聴することに違法性はないんです。
一見「プライバシーの侵害に当たるのではないか?」と思ってしまいますが、そうではないんですよね。
なので、安心して(?)盗聴行為を行っても大丈夫ですよ。
「盗聴」という行為
「盗聴」って読んで字のごとく、『盗み聞き』のことですよね。
「盗む」という文字が入ってるせいか、「盗聴」という言葉にマイナスイメージがあるように感じます。
前述したように、盗聴すること自体は今の法律では犯罪ではありませんし、罰則もなりません。
盗聴したことにより引き起こされた内容によっては犯罪になってしまうだけなんです。
(犯罪内容については後述します)
こんな場合も『盗聴』となる
例えばの話ですが。
ある人たちが固まってお話していました。
それをたまたま居合わせたあなたが、物陰から話の内容を聞いてしまいました。
聞くつもりはなかったにしても、盗み聞き(=盗聴)したことになりますよね。
これが罪に問われないのと同様に、盗聴器を仕掛けて盗聴したとしても、それ自体は犯罪にはならないんですよ。
じゃあ「盗聴器」自体は犯罪にならないの?
はい、盗聴器自体も犯罪にはなりません。
それに、もし盗聴器の存在自体が犯罪なら、堂々と街中で販売されてあるわけがありませんよね。
なので、盗聴器も犯罪にはなりません。
盗聴器=ワイヤレスマイク
知っていますか?盗聴器というのは、カテゴリ分けすると、ワイヤレスマイクに分類されるんですよ。盗聴器=ワイヤレスマイクなので、犯罪にはならないんですよね。
もし、盗聴器自体が犯罪となるのなら、日本からワイヤレスマイクがなくなってしまいます(笑)
そうなると、テレビの出演者が身につけているワイヤレスマイクも違法となりますので、テレビの音声がとても聞こえにくくなるでしょうね(笑)
盗聴のまとめ
犯罪にならないし、罰則もない。
どういう場合が犯罪となるのか?
盗聴すること、また盗聴器自体にも違法性はないと説明しました。
「それじゃあどういった時に犯罪になるの?」という疑問にお答えしていきます。
盗聴器を仕掛ける時に、他人の家に勝手に忍び込んだら「不法侵入」ですよね。
更に、盗聴した内容を利用してゆすったり脅したりする行為は「恐喝」ですよね。
そうした盗聴したことによって引き起こされる行為が犯罪に当たることがあるわけです。
では、盗聴から引き起こされる可能性のある犯罪行為の一例を挙げてみます。
盗聴内容を第3者に公表
盗聴した内容を第3者に公表してしまうと犯罪になりますよ。
ネットで公開することも同様です。
上記で説明したように、盗聴すること自体は犯罪に当たりません。しかし、その内容を他の誰かに漏らしてしまった場合には犯罪となります。
なので、盗聴したとしても、誰にも話さず、自分一人の胸の内に留めておきましょう。
許可なしに住居への侵入
他人の家に許可なく勝手に入ることは法律で禁止されております。
これはご存知の方多いですよね。
自分の家だったら不法侵入にならないので問題になりません。
が、浮気相手の家に仕掛ける場合、勝手に上がり込んで盗聴器を仕掛ける、ということは犯罪ですよ。
そもそも、浮気相手の家に勝手に入れるって人はほとんどいないと思いますけどね(笑)
脅迫・恐喝
盗聴した会話の内容をたてにして、脅すような行為をすると罪に問われますよ。
「アンタたちの不倫のこと黙っててほしかったら◯◯しろ」
「アンタ、旦那に黙って借金してるんでしょ?バラされるのが嫌なら100万円よこせ」
これらは一例にすぎませんが、立派な脅迫・恐喝ですよね。
脅迫も恐喝も犯罪です。
盗聴した内容を使って相手を脅す行為はやめましょうね。
まとめ
「盗聴」について色々と説明しましたが、理解頂けたでしょうか。
盗聴することは現在の法律では取り締まることが出来ないんです。盗聴器自体にも違法性はありません。
なので、堂々(?)と浮気調査のために盗聴しても大丈夫なんですよ^^
(ただし、浮気の証拠として確保したいなら盗聴していることがバレてはいけませんけどね)
上記で挙げた一例のように、盗聴自体は犯罪に問われなくても、盗聴行為に付随する行為によっては罪に問われる危険性もありますよ。
盗聴器を設置する際や、盗聴した内容を利用する際は注意して下さいね。
事前にきちんと知識を頭に入れておけば、上記の犯罪は回避できるものばかりですので、盗聴前にしっかり覚えておくようにしてく下さい。
「盗聴」まとめ
「盗聴行為」「盗聴器」自体は犯罪にならない。
ただし、以下のような行為は犯罪に当たる。
- 盗聴した内容を他人に漏らす
- 盗聴内容を利用して脅したり恐喝する
- 許可なく勝手に他人の家(敷地)に上がって盗聴器を設置する
浮気調査でご自身で盗聴される方は、これらの犯罪行為にご注意下さいね。
上記で説明したのはあくまで一例なため、上記以外でも、盗聴に付随して起こる犯罪行為が他にあるかも知れません。
また、他の犯罪行為が判明した時は、この記事にどんどん追記していきます。
くれぐれも犯罪にはご注意下さいね。
あなた自身が犯罪者となってしまっては元も子もないですからね^^;
プロに依頼するのも一つの手です
自分で盗聴することや、証拠を確保するのが難しい、自分一人では限界を感じるという方はプロ(探偵)に依頼するのも一つの手ですよ。
探偵は裁判でも勝てる十分な証拠をしっかり揃えてくれるので、きっちり制裁したい・浮気相手を叩きのめしてやりたい!と思ってる方は相談してみてもいいかも知れませんね。
私も実際に電話相談かけてみたんですが、結構親身になって話聞いてくれましたよ。私にとって「探偵=怖い存在」だったんですが、電話で話しているうちに怖いイメージは払拭されました。
もし、探偵に依頼しようか悩まれてるんでしたら、こちらの記事も読んでみて下さい。
参考記事 証拠集めは探偵に!
浮気調査をされるあなたの健闘を祈っています。
探偵に依頼するのも一つの方法ですが、依頼しようか悩まれてたり、躊躇したりしている方もいますよね。
そんなあなたは「探偵に依頼する前に!「自分にはなぜ証拠が必要か?」を考えてみて」も読んてみて下さい。
少しでもあなたのお役に立てたら幸いです^^